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小児歯科

小児歯科とは
小児歯科 小児歯科を「小学生ぐらいまでの子供が虫歯を治すもの」とお考えの方。
日々成長の途上にある子供の歯と、口腔内の病気や異常の予防と治療、さらには定期診査をし、口腔の健康維持をする、またそれによって食生活や生活習慣を子供が身に付けられるような手伝いをする診療科が小児歯科であります。
また当院では豊富な知識と技術を持ったスタッフと設備のもと、永久歯が生えてきた時に決められた場所に生えてくることが出来ず歯並びや噛み合わせが悪くなってしまった方でもそれを矯正する専門医院でもあります。
保護者の方と協力し、予防と虫歯の早期発見・治療をし、子供のお口の健康管理をしてまいります。
 
どうして虫歯になるの?
虫歯の原因は3つ
 
虫歯の原因 虫歯の原因となるのは、「ミュータンス菌」という細菌で、この細菌は、甘いもの(糖)をエネルギーとして作り出すグルカンによって、歯の表面にフィルム状の細菌の被膜デンタル・プラーク(歯垢)を作ってしまいます。
その結果、歯垢の中で「酸」をつくり出すことにより歯の表面のph数値が下がり歯のエナメル質が溶かされて虫歯になってしまうのです。虫歯が発生するのは、「歯」「歯垢」「糖」がすべて揃った時なのです。
虫歯を防ぐには、歯垢をきちんと除去したり、甘いものを控えたりして、この3つの要因を揃えないようにすることが大切です。
 
親からの感染
親からの感染 ミュータンス菌は子供の歯が生え始めた頃(1~2歳前後)、母親などから子 へ感染すると考えられています。3歳ぐらいまでは感染の機会をなるべく少なくする事が重要です。お母さんの口の中にミュータンス菌が多いと、それだけ子供 にうつる率が高くなります。
母子ともにむし歯治療、むし歯予防が重要となります。
 
虫歯の進行
学校の歯科検診などで、歯医者さんが歯を見ながら「C1」とか「C2」とか言っているのを聞いたことがあるかと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、あれは虫歯の進行具合のことです。ちなみに「C」は「カリエス」の略で、英語で「虫歯」の意味です。
 
この虫歯は、程度によって以下4段階に分けられています。
C1
 
歯の表面のエナメル質、あるいはわずかに象牙質の一部が侵された状態。痛みはほとんどありません。この段階で治したいものです。
 
C2
 
象牙質の大部分が侵され、穴があいてしまいます。冷たいものや風がしみて痛むことがあります。小さな穴に見えても、広い範囲を削らなければならないこともあります。
 
C3
 
象牙質は完全に侵され、歯の神経の歯髄まで達しています。ズキズキした強い痛みがあり、炎症を起こすと治りにくく、腐りやすいので抜かざるをえない場合が多くなります 。
 
C4
 
歯はほとんど根だけになった状態。神経は腐敗し、根の端に膿袋ができて、抜歯となる場合があり、治療が困難となります。